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事業企画本部 部長代理 高野 浩二
 
     
  この春、シーズクリエイトでは従来の壁紙の代わりに珪藻土など自然素材を使ったロハスリフォームを開始。
その陣頭指揮を執るのが、事業企画本部の高野浩二部長代理だ。
今、なぜロハスリフォームなのか。
取材班は、その考えと「心に、体に、地球にやさしい、住まいづくり」を企業理念に掲げるシーズクリエイトの思いを尋ねてみた。

 

 
住まいが汚染箇所になりつつある

「住まいは人間が生きていくための、衣食住の基本です。住まいは、家族にとって、そこで育つ子どもにとっては、とても影響を受けるところであり、安らぐ場、家族団らんのコミュニティの場でもあるのです。」
しかし「この住まい環境が変化して来た」と高野部長代理は話す。
「戦後の東京オリンピック以降、いかに速く、いかに安くという日本経済の成長に符合するかのように、住まいが変化して来たように思われます。現在では、大分改善されてきましたが、便利快適を求めていく余りに、化学製品や石油製品などが、住まいの建材に多く使われるようになり、本来快適でなければならないはずの家族団らんの場である「家」が汚染箇所になってしまいました。その日本経済がもたらした歪みをどのように修復していくか、これが私たち住まいに関わる仕事に携わる者の役割ではないかと考えるのです」。
その歪みを修復する方法として、まずできることから始める。それが、ロハスリフォームの発想の原点であると高野部長代理は言う。

 
 



日本の建築文化にロハス的を見る  
Lifestyle of health and sustainability=健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル「ロハス」。高野部長代理は、日本の建築文化がロハス的な発想につながるという。
「日本の建築文化は世界に誇るべきものが数多くあります。法隆寺では900年も手を加えた形跡がない箇所もあり、現在にいたってもちゃんと建築物としての機能を保っています。日本の風土に合うように先人達が築き上げてきた建築文化。高度成長期以降、その財産を無くしながら歩んで来たのではないでしょうか。そこを顧み、日本建築の素晴らしさに気づくことが大切なのではないでしょうか。その気づきこそがロハス的な発想につながるのだと考えています。」
先人が築き上げてきた日本の風土にあった建築文化。そこには、化学物質に汚染された住空間はない。日本人の体に合った生活環境が、日本の建築文化にはあるというのである。
 
 
「心に、体に、地球にやさしい」住まいづくり

シーズクリエイトでは、この春からロハスリフォームの営業を開始した。その一つとして、従来の壁紙を使用したリフォームに替わり、珪藻土を使って壁のリフォームを行うというものだ。炭よりも多孔質の珪藻土は、吸湿性に優れ、湿度を一定に保つという特徴がある。機密性の高いマンションなどで問題となる結露も、珪藻土を壁土として使えば、緩和されるという。シックハウス症候群の原因となる化学物質は皆無だ。もちろん、デザイン性にも優れ、照明を組み合わせることにより、モダンな住空間を演出することも出来る。
「今までは大量生産して、大量消費して、それをやったおかげでゴミ問題とか、地球温暖化とか、いろいろな環境問題が深刻化しています。その原因は何かと考えた時に、やはり大量生産と大量消費をしてきた、われわれ日本の経済の仕組みを問わなければなりません。そのおかげで、体の弱い方、お年寄りやお子さんといった方々に的を絞ったように現れる様々なアレルギー症状。これが、家族団らんの場である『住まい』にあるとしたら、住宅を供給する者は、原因となる建材に修正を加え、『心に、体に、地球にやさしい』住まいづくりをご提案していかなくてはならないと考えています。」
珪藻土への壁の塗り替えは壁紙よりもコストがかさむ。しかし、手を加えれば半永久的に持ちランニングコストは安くなる。現在、高野部長代理は原因のわからないアレルギー体質の園児が多いと聞き、近い将来、幼稚園の一室を借りてロハスリフォームを行い、珪藻土の調湿効果による健康への効果をはかり、その結果を皆様にも是非ご覧いただきたいと語る。「心に、体に、地球にやさしい」シーズクリエイトのロハスリフォーム。今後の展開が楽しみだ。

 


 


高野 浩二(たかの こうじ)


昭和30年

埼玉県生まれ。

現在、シーズクリエイト株式会社 事業企画本部 部長代理としてリフォーム事業に携わる。

 

 
 

 

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